【雑記】論破し合って焼け野原
実業家、プロデューサーの若新 雄純という方がアベプラ(報道番組)で、ざっくりこんな感じのことを語っていました。
「知りたい、学びたいという雰囲気の中進められた議論は学びが多いが、勝敗にこだわった議論は焼け野原感がある」というものです。
番組に限らず、職場における会議などでも同様で、私もそのような光景は何度か目にしてきました。
知見の広がりや深まりもなく、溝だけが深まったという感じです。
ただ、単純に「ケンカしないで、建設的な議論をしよう」という結論にはなりにくいのがやっかいなところです。
優秀で様々なものが見え、仕事に真剣に向き合っているからこその怒りというものがあり、相手の浅い考えや温度差に我慢できないが故ということもあるからです。
合意形成を目的にした議論を、感情を制御して進めるのは、人格も能力も優れていないとできない芸当だなぁと思います。
できれば焼け野原ではなく、自然豊かな場を作り上げられる人間になりたい、みんなもそうしよう?と思いながら過ごす日々です。